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fox.
■狐の本音
 ある寺に狐が現れて、世間での自分たちに対する風評についての本音をその寺の住職に語った。という話ではなく、「狐の鳴き声はコンコンなのかギャンギャンなのか?」ということを実験した話。
 ちなみに正確な時期はおさえてないです。資料が1971年(昭和46年)の発行になっていたのでそれ以前なのは確かですが。

 札幌放送局(現在不明)ではこの「狐の本音」を放送することになったらしい。場所は札幌郊外、藻岩山の西麓にある柳沢養狐場(やっぱり現在不明)。
 で、狐は満腹になるとすぐに寝転んで、夢から覚めると一番に鳴く習性があるとか。そんなわけで油揚げをたんと用意したが、万一寝過ごされては困るので、ちょうど発情期であったのを利用した。で、放送の二時間前に場主が小屋の中にメスの匂いを放ったところ、オス十二匹がギャアンギャアンと鳴きだして、ついには放送時間まで鳴き続けてアナウンサーの前口上の邪魔になるという騒ぎ。場主は解説しながら鞭を持って小屋の中を走り回るという有様になったとか。この様子は当時の東京日日新聞でも報ぜられたようだ。

 ……なんていうか、よくやるなー。で、鳴き声はネットで聞いた限りは犬のを高くしたような、かな? 確かにギャンギャンって感じ。実際にはまだきいたことないんですよね。ぐぅ……。


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