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fox.
■化け方
 今回は「狐はどうやって人に化けるのか?」というお話。

 日本では頭に葉っぱをのせてドロン、というのがお馴染みのスタイル。であるが、中国の方では藻をかぶって化ける、という説がある。
 あと人の頭蓋をのせるという説も。頭蓋を頭にのせ、北斗七星に礼拝し、頭蓋が落ちなければ人に化けると。

 ちなみに狐が化けはじめるにはある程度の年齢をつまなくてはいけないらしい。郭璞の「玄中記」には以下のような記事が見られる。
 狐は五十歳で変化して婦人になれる。百歳で美女、神巫になり、あるいは丈夫となって女人と交接する。よく千里の外の事を知る。よく蠱魅し、人を迷惑失智させる。千歳で天と通じて天狐となる。
 上の頭蓋を使い始めるのが百歳から、白面金毛九尾は三千歳ともいわれている。

 狐ではないが、猫は百歳を超えると猫又となるという。そういえば猫又も尻尾が裂けて二股になっている。狐も歳をとり、霊格・神格が上がっていくにしたがって尾が裂けていくという話もある。
 何か関係あるんでしょうかね。
 あと「五十で婦人、百で美女〜」ということは、化け始めはあまりきれいな人になれないということなのか?

 補足資料
・玄中記
 晋の時代、郭璞の著書。どうも妖怪とかいった方面の事が記載されている模様。狐の格とかそんなのもあるみたい。詳細不明。

・郭璞
 東晋の占い師で文人。著作には古典の注釈が多く、また詩にも長けていたとか。


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