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fox.
■ことわざ
 表題どおり、狐の出てくることわざとか慣用句を集めてみました。
 では以下。

●虎の威を借る狐
 有名なことわざですね。意味は、偉いものの威光を借りていばること。
 虎に捕まった狐が「天帝が私を獣の長とされたのだから、私を食べると天帝の意に背く。嘘だと思うなら、どんな獣も私を見て逃げるのを、後について来て確かめよ」と言った。虎が狐についていくと、確かに獣たちは皆逃げ出した。虎は獣たちが狐の後ろにいる自分を恐れて逃げたことに気付かなかった。という中国の寓話からできたことわざです。

●狐につままれる
 これもけっこう聞きますね。狐にばかされる。また、意外ななりゆきに訳がわからなくなり、茫然とするという意味。

●狐の子は頬白(つらじろ)
 これは初めて知りました。子が親に似ることのたとえ。
 同「かえるの子はかえる」

●狐と狸
 くせものどうし。また、「狐と狸の化かし合い」の略。

●狐と狸の化かし合い
 ずるがしこい者どうしがだましあうことのたとえ。

●狐に小豆飯
 好きなものを目の前に置けばすぐ手を出すことから、油断のならないこと、危険なこと。
 ……油揚げじゃないんですね。

●狐死して丘に首(かしら)す
 「狐は死ぬとき、生まれ育った丘の方に頭を向ける」という意味から、故郷を思う心、また故郷を忘れないことのたとえ。

●千金の裘(きゅう)は一狐(いっこ)の腋(えき)に非(あら)ず
 中国の歴史家、司馬遷の史記より。
 高価な皮衣は一匹の狐の腋(わき)の毛皮では作れない。国を治めるには多くのすぐれた人物が必要である、というたとえ。
 それでこの「狐の脇の毛」は狐裘(こきゅう)という中国の着物に使うもの。狐の脇の白い毛を集めて作る高級品だそうです。

●千羊の皮は一狐の腋に如かず、千人の諾諾(だくだく)たるは一士の諤諤(がくがく)たるに如かず
 安い羊の毛皮を千枚そろえたところで、 狐の脇から取れる高価なひとつまみの毛には及ばない。同様に、イエスマンが千人いたところで、遠慮せずに正しいと思うことを述べる一人の部下には及ばない、という意味。
 ちなみに、諾諾は「他人の言うことに逆らわずに従うさま」、諤諤は「遠慮せずに正しいと思うことを述べたてるさま」です。

●キツネは尾で分かる/The fox is known by his brush.
 人にはそれぞれ特徴がある、という意味。英語のことわざみたいです。

 と、以上です。こうやって調べてみるとたくさんありますね。まぁ、この「狐」の一字が出てれば収集してますからね。まだありそうだし。


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