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■狐ヶ崎太刀
 国宝。きつねがさきのたち。狐ヶ崎為次(ためつぐ)とも。鎌倉時代初期、古青江の刀工・為次による太刀。

 この「狐ヶ崎」の号は、正治二年(1200年)、源頼朝没後鎌倉を背いて京に走る梶原景時を、駿河国清見関の狐ヶ崎(現在の静岡県清水市)にてこの太刀の持ち主・御家人吉香友兼が討伐したことに由来する。この翌日、自身も深手を負った吉香友兼は亡くなっている。以来吉香家ではこの太刀を「狐ヶ崎」と名づけて重宝として代々受け継いだ。

 狐ヶ崎太刀は現存しており、今でも山口県岩国市の吉川史料館に常設ではないが展示されている。一度は見ておきたい名刀であるらしい。嗚呼、見てみたい……。

 で、名前こそ「狐ヶ崎」だが、それ以外は狐と関係が無い。でもいいよね。

 んで場所としての「狐ヶ崎」。元々は静岡の静岡市清水にあった地名らしいですが、今では静岡鉄道の駅名等として残っているようです。駅の住所も「清水上原」となるようですし。
 あと駅周辺の情報。駅あたりの住所が「平川地」といい、兄弟デュオ「平川地1丁目」の出身地だったり、数年前までは静岡鉄道の遊園地で有名でしたが、いまはジャスコとなってしまったりとのことです。

 場所としての「狐ヶ崎」情報提供:じゅんさん

 あと、補足資料。
・青江――平安末期から南北朝時代にかけて備中青江(現在の岡山県倉敷市青江)を中心に栄えたの刀工の一派。年代的に古青江、中青江、末青江と区分する。安次、守次、貞次、恒次が有名らしい。

・吉川氏――あるいは吉香。吉香一族は友兼の功により、諸々経て戦国期に毛利元就の次男元春が養子に入る。この吉川元春は有名人らしい。私は知りませんでしたけど。あと、小早川家とあわせて「毛利両川」というらしい。

・梶原氏――景時は梶原氏三代当主。彼の代で梶原氏は滅亡している。

・吉川史料館――吉川家が管理運営する史料館。以下御問合せ。
 〒741-0081 山口県岩国市横山2-7-3
 TEL 0827-41-1010
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