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fox.
■動物のキツネ
 動物界脊椎動物門哺乳綱食肉目イヌ科キツネ属の動物。
 あるいはキツネ属とその近縁の総称。

・外見的特徴
 成体で体長約70cm、尾長約40cm、合わせて全長130cmほど。イヌに似るが、体は細く、口は長く尖り、尾は太く房状。耳は三角形で大きく尖る。瞳孔は明るいところでは猫のように針状になる。

 毛色は様々で、普通は赤黄色。他に黒や、その中間で背に十字の斑紋のある十字、黒に白毛の混生した銀などがある(白もいるが、この子達はアルビノなのか?)。

・分布
 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、チリ高原、北極圏などに広く分布。
 草原から森林、低山、高山、ツンドラ地帯、極地にも棲む。
 日本では本州・四国・九州にホンドギツネ、北海道以北にキタキツネが分布する。

・行動
 夜行性でネズミ、ウサギ、鳥、カエル、昆虫などを捕食し、果実なども食べる。雑食性が強い。利巧でイヌに追われると水に入ったりする(イヌは基本的に深い水には入りたがらないらしい)。
 時速48kmで駆ける。視覚、聴覚、臭覚も優れる。水掻きがあり、泳ぎもできる。ジャンプも得意だそうな。

 しっかりした縄張りを持ち、他の狐との境界線はほとんど混ざっていない。単独行動が多いようだが、一対、あるいは雄一匹と血縁関係のある雌二匹で行動していることも。ヘルパーも確認されているとか。

 また狩りも特徴的。草などを食べている獲物を見つけると、獲物が逃げない程度に距離をおき、苦しそうに転がったり、自分の尻尾を追いかけてぐるぐると回る。すると獲物はその演技に好奇心を持ってしまい見入ってしまう。狐は休み無く続けるが、この間にも注意を怠らず獲物を捕らえられるほどに距離を縮め獲物を捕まえてしまう。これを「チャーミング」というらしい。先天的か後天的な能力かは不明。

 発情期は年1回で12〜4月頃。妊娠期間は51〜53日で1〜13子を産む。雌は約一ヶ月穴にこもり授乳するが、その間は雄が食物を運ぶ。子が大きくなると雌雄が協力して育て、獲物のとり方などを教える。子は秋に独立。

 で、子に対する愛情は強いようで、他の動物と比べて子供の死亡率が低いらしい。雌の狐は迷子でも自分の子にして育てるとか(自分に子供がいてもいなくても)。たまに他の狐から子供を盗んで育てもするようだ。

・その他
 毛皮は襟巻などにされ、全身銀色のギンギツネのものは最高級とされる。
 毛色についてだが、1920年にカナダで突然変異によって生まれたシルバーフォックス以来、今では多くの天然色彩のものが生まれているらしい。

 因みに季語は冬。


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